生地、レンジ2

今日はすごく付き纏いと電パ攻撃が多かった・・。もうほんと、テロですね。

皆さんも、気を付けてください。
そういう武器を所持している人がいるという事なので。彼らが狙った相手にだけ危害を加えるとは限りません。通り魔のように、気紛れで使われたら大変です。



前回の続き
アルミホイル無しで、DA145でチーズを巻いて


金属でコートしてあるんで、少しは火花が出ます。


何とか実験終了。


生地で覆った部分だけは溶けていません。
レンジのマイクロ波も遮るようです。

体感効果も全く無い訳ではないんですが、でも恐らく身体への危害には、主にマイクロ波以外のパルス(痛みはフェムト秒レーザー？微振動等は低周波？技術には悪用が付きものです。)を多用しているのでしょう。

生地、レンジ1

DA145がマイクロ波を遮るのは確かのようですが、体感効果が少ない気がして、200MHz〜10GHz帯のマイクロ波はあまり攻撃に使われていないのか、もしかすると
携帯の電磁波は微弱なのでもっと出力の大きいマイクロ波は遮れないのかもしれないと思い、電子レンジのマイクロ波で試してみました。

溶けるチーズの溶け具合で測ります。ついでに、アルミホイルの方の効果も。


「暖め」を押して・・・・


バチバチバチバチッ

すっごい音・・・
なんか、火が見える・・


家人が飛んで来たので、渋々停止。


燃え跡。

結論： アルミホイルをレンジで使ってはいけません。(実験失敗)

減衰効果： 生地(超音波)

前述の中和機器です。ランプ点灯時は超音波を発生しています。
「ピー」という耳鳴り様の、気に障る高音がします。


DA145を５枚重ねにして、発生部分を遮断してみます。


発生中のはずの超音波音が、聞こえ辛くなりました。
この猫避けには、侵入を感知する為の赤外線が付いているのですが、そちらもこの生地を重ねて被せると、効かなくなりました。

結論： 生地DA145は、マイクロ波(4/7参照)(300MHz〜3THz)や超音波(16kHz〜数GHz)、赤外線(3THz～400THz)などの高周波には、重ねればある程度の減衰効果があります。
出力の高いレーザー(4/8参照)(数百THz〜)に対しては、不十分なようです。


※周波数の単位、右に行く程高
Hz(ヘルツ) →kHz(キロヘルツ) →MHz(メガヘルツ) →GHz(ギガヘルツ) →THz(テラヘルツ)

減衰効果： 生地(レーザー)

今月初め、規制値以上の出力を持つレーザーポインターが回収されました。
レーザーポインターの悪用の報告は多く、取り扱いに注意を払う必要のある商品です。

出力クラス２のポインターです。(借り物)


前述のDA145は完全に通過します。
透明度の高い生地で、レーザーの性質は光に近いので、当然なのかもしれません。
http://jvsc.jst.go.jp/live/kagaku/fushigi/fu-17.htm


８枚重ねでも、完全には防げません。


１６枚重ねて、やっと通さなくなります。

減衰効果： 生地(マイクロ波)

４/２1の防護服は、市販のDA145という生地
｛200MHz〜10GHz帯の高周波電力密度遮蔽率99.95〜99.9%、低周波交流電界/場も遮蔽(要アース)との触込み｝　を使用したものです。


わかり易いもので、携帯電話(マイクロ波800〜2000MHz帯)で効果を試してみます。
何もしない状態での電波強度は３です。


携帯電話を、生地で包みます。


電波強度は０になりました。二重にして密閉すると圏外表示になると思います。　　
この結果が、身体に害を与える目的の多様なパルスにも言えるわけではないのですが、一応の減衰効果は見られました。